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2026.02.19

ひなまつり

  • わが町のたからもの

 ひなまつりは、毎年3月3日に女の子の健やかな成長と幸福を願い、ひな人形を飾って祝う年中行事です。紙でできた人形(ひとがた)で身の穢れを払い、それを自身の「かたしろ」として川に流し禊する行事が起源とされています。やがて平安時代の子女の「ひいな遊び」と結びついて「立雛」(たちびな、紙雛とも)がうまれ、室町時代には室内に飾るための「座雛」(すわりびな)へと変化し、江戸時代中期頃におおよそ現在親しまれているひな飾りの形になったと考えられています。

 上小松のある商家の記録には、ひなまつり当日の朝に搗いた草餅と桃のお酒を神々に供え、それを家族もいただいてお祝いしていたとあります。地区の子どもたちは、各家の雨戸の開いたところから床の間のひな飾りを眺めて廻り、楽しんでいたということです。 
 
 上杉の下級士族が暮らした玉庭地区では、江戸勤めの土産として先祖が買い求めた「享保雛」(きょうほびな)や「古今雛」(こきんびな)が代々伝えられ、今日おこなわれている「玉庭ひなめぐり」で公開されています。毎年町内外から多くの人が訪れ、歴史情緒ただようひな飾りを眺めながら、地元の人の心のこもったあたたかいおもてなしを楽しんでいます。


 -『町報かわにし』平成31年3月号より

玉庭ひなめぐり

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